鬱病の改善を目指す【原因を探って医師と一緒に治療に励もう】

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何もしたくないのは辛い

鬱病はたいへん辛い心の病気です。しかし日本でこの鬱病を患う人は年々増えているのが現状です。というのも現代では子どもたちの間でも大人の間でもいじめなどの社会的な問題が解決することがないからです。その上高齢化社会を迎えて、多くの人が自分の健康や将来の生活が無事にできるのかということについて絶えず不安を感じているためです。鬱病は遺伝子が関係して発症することもありますが、遺伝とは関係なしにそうしたストレスが原因となって起こることもあるのです。鬱病になると何もしたくないという気分に陥ります。これはありふれた状態のようにも見えますが、実際にどんなこともする気が起こらないというのは何にも増して辛い状態であるといえます。何もすることができないと、鬱病の症状を改善するために必要な気分転換も何もできないためです。このため、鬱病が疑われる場合には、自分一人の力で対処しようとするのは得策ではありません。鬱病にかかったときは、無理をせず早めに専門医の力を借りることが大切です。

放っておかないことが大切

鬱病になると何もする気が起きないということのほかに、よく眠れないとか頭痛がするというような体の不調も現れます。特に多いのは消化器の不調や頭・肩・腰などの痛みです。ときにはこうした体の症状だけしか現れない鬱病もあるので、体の症状だけであっても長く続くときには病院で診断を受けるほうがよいでしょう。整形外科や消化器内科などに通院しても症状に改善が見られないようなときには、鬱病ではないかと考えてみる必要があります。かかりつけ医がいるときは、その医師に相談してアドバイスを求めてみるのもひとつの手です。ときには精神科や心療内科などの病院を紹介してくれる場合もあります。鬱病の症状は手当てをしないとますますひどくなっていくことが多いので、自分で動けるうちに適切な病院を受診することが非常に重要になります。自分では病院を訪れることもできなくなってしまったら、家族や同僚など誰かが気づいてくれなければ治療を始めることができなくなるからです。したがって、このくらいの不調などと軽く考えず、なるべく早期の段階で医師に相談することが大切です。